H30年度おもてなし講座「奥の細道」を開催しました!

今年の加賀ふるさと検定初級の専門テーマ「松尾芭蕉」に合わせて、

主催の加賀商工会議所女性会さんが加賀市と芭蕉の関係を学ぶおもてなし講座を

開催してくれました!

当日の様子をこちらで少しレポートします!(大変遅くなり申し訳ありません…)

 

11月18日(日)晴れ。

加賀商工会議所に集合した参加者、2台のバスに分乗して山中に向かいます。

山中に点在する芭蕉ゆかりのスポット。

バスに乗った一行が最初に向かったのは、黒谷橋の側にある芭蕉堂。

芭蕉が山中を訪れた際に「この川の黒谷橋は絶景の地なり 行脚の楽しみここにあり」と絶賛したと言われているそう。

↑芭蕉堂の前で説明する竹本先生。緑がきれいで落ち着いた雰囲気…

その後一行はバスに乗り山中温泉の総湯に移動。紅葉時期の日曜日ということもあ

り、山中温泉の町中は多くの観光客で賑わっていました。参加者は歩いて芭蕉の

館・あやとりはし・菊の湯などを見学しました。芭蕉一行は山中温泉に長期滞在し

ており、有名な「山中や 菊はたおらじ 湯のにおい」という句を残すなど、山中温泉

を気に入っていたことが感じ取れました。

 ↑あやとりはし付近は紅葉を見に来た観光客でいっぱい!

さらに大聖寺の全昌寺で芭蕉の句碑を見学した一行は最終目的地の蘇梁館へ。

こちらでは丸八製茶場さんの指導のもと、美味しいお茶の入れ方を体験しました。

↑しっかり時間を計って淹れるお茶はいつもと違った美味しさがあるようです…

また、参加者は本日の感想を話しながら、松尾芭蕉にならい思い思いの俳句を短冊

にしたためました。↑筆ペンでの清書の前に練習用紙に下書き中。

最後に女性会の前山会長から挨拶があり、おもてなし講座は和やか

に終了しました。

芭蕉に焦点を当てて行った今回のおもてなし講座。

日本全国を行脚した芭蕉の句碑を追うことで、加賀に来た旅人が加賀のどういった

部分に魅力を感じるのか、ということを再認識することができ、有意義な1日とな

りました。

ご参加いただいた皆さん、運営に携わった皆さん、ありがとうございました!!