加賀ふるさと検定受験対策として、加賀商工会議所会報と同時に始まった「商子の加賀ふるさと検定クイズ」!
9月の「商子の加賀ふるさと検定クイズ」はこちら!
問題:次の方言文の意味はなんでしょう?
「わてのねんねがカブトムシのまたじをがっぱんなってようするんや。」
ヒントは…「またじ」と「がっぱ」が分かればいける!
答えは~…
「私の子どもがカブトムシの世話を一生懸命しているのよ。」です!!
解説:「わて」は、「私(女)」という意味で、「うら(男女)」という方もいます。「ねんね」は、子ども。「またじ」は、「世話」。または、「後始末」という意味で使う方もいます。「がっぱ」は、「一生懸命」。または、「必死」という意味で使う方もいます。今回の方言クイズは、加賀市内のお年寄りが日常的に使っている代表的な方言50例の中から、抜粋して出題しました。
引用:加賀市歴史文化学習帳II 自然・動植物・民俗・文化財編34~36ページより
♪商子のおもしろプラスワン知識♪:「またじ」は古語形容詞の「まったし」に由来するものと言われており、飛騨方言でも使われているそうよ。そういや冬には「雪またじ=雪かき」という言葉を私もよく聞くわ。ちなみに、加賀市の方言で私が思う好きな方言は、「さるぼんぼ=おんぶ」と「にゃあにゃあ=娘さん」です♪
どう?正解できましたか?来月のクイズもお楽しみに♪