2月25日(土)、加賀市スポーツセンターで開催された(公社)加賀青年会議所(以下、JC)さんが主催する「第35回加賀郷土かるた取り大会」を見に行ってきました☆
加賀市内の小学生(4~6年生)を対象に、3人1組のチームによる「加賀郷土かるた」を使用したかるた取り大会で、当日は過去最高の400名以上の参加があったそうです!
圧巻の光景です。
こんなにも子どもたちに加賀郷土かるたが人気とは…!
加賀郷土かるたとは、以前の投稿でもご紹介した通り、加賀ふるさと検定にも出てくるような歴史上の人物や伝統工芸についての札が多数ある
学べるかるた
なのです。
昨年末に行われた加賀ふるさと検定反省会で、
「加賀郷土かるたから何かヒントやコラボのようなことができないか?」
というご意見が出ていたことを受け、今回初めて大会を見学してみたのですが、
子どもたちの集中力が半端ない!
これだけの人数がいる中、読まれる札を待つ数秒の張りつめた空気。
そして、札が取れたときに湧き上がる歓声。
見ているこちらまで笑顔になります。
…と、気になる札が1枚。
六角形のフチの中にバラバラに並べられたかるたではありますが、
どのチームのを見ても…
センターが中谷宇吉郎だ!!!
そういえば、受付で販売していたかるたのポスターも宇吉郎でした。
理由を関係者の方々に伺うと、
「札の絵柄の中で、唯一顔の絵なのが宇吉郎だから」というコメントと、
「加賀郷土かるたの世界では暗黙の了解だから」ということでした。
なるほど!みんな取りやすい(取りたい)からセンターに置くんですね。
そして、もう一つの疑問。
なぜこんなに加賀郷土かるたが子どもたちに人気なのか?
調べてみると、その昔、市内の小学校などに加賀郷土かるたが配布されたそうで、子どもたちは休み時間などを利用して遊び感覚でかるたを手にとれる環境であったらしいです。
そして何より、主催するJCのメンバーの方々が学校や児童会館などに足を運び、丁寧に大会のPRをされていたこと。つまり、努力があってこそという話を伺いました。
確かに、当日のJCの皆さんは全員で30~40名ほどスタッフとしていらっしゃったようですが、皆さん手際よく一生懸命審判や集計等をされていました。
スムーズにこれだけのチームの成績を正確に集計し、発表まで短時間に抑える姿にはすごいなぁと思いました。緻密な打ち合わせとスキル、チームワークがなせるワザですね。
今回の見学で学んだことを、第5回加賀ふるさと検定に活かせるよう、頑張ります☆